バイクの廃車手続きと買取の違いとは
日本ではバイクの所有に対して自動車税の適用されることが法律で定められています。この納税は利用の有無を問わず所有している限り続いていくので、不要になったバイクは早めに処分することが大切です。
バイクの処分には大きく廃棄と買取の2つの選択肢が用意されています。廃棄は公道を走るために必要となるナンバープレートの返納をして所有する権利を手放す処分方法です。この廃棄処分は乗っているバイクの排気量によって違います。125ccのバイクと50ccの原動機付き自転車と呼ばれる種類は住んでいる地域を管理している市町村の役所で手続きを行うことが可能です。排気量が126cc以上のバイクは自治体の管轄ではなくなるため、ナンバープレートを持って運輸局に行って必要な書類を提出することになります。
買取は文字通り専門の業者に買い取ってもらう処分方法です。買取は前述した廃棄とは異なり、処分ができる上にお金を手にできるというメリットがあります。とはいえ、一口に買取業者と言ってもお店によって査定の基準が違うので気を付けなくてはいけません。中には不正に安く買い取ろうとする悪質な業者もいるので、実際に利用した人の口コミから信頼性を確認することが重要です。買取は故障による自走不能など状態によっては買取を断られてしまうケースもあるので注意が必要です。その場合、廃棄処分という形で費用を請求されることもあります。
バイクを処分する時は状態をチェックして最適な選択をすることがポイントになります。